海外に住める権利がビザであり、どこに住むのかは非常に重要だといえます。マレーシアの場合、有名なリタイアメントビザにMM2Hがあります。これを取得した後にマレーシア移住するとき、どの都市が優れているのか事前に理解しなければいけません。

そうしたとき、マレーシアにはいくつか主要都市があります。また日本人が住む都市はある程度、決まっているのでその中で選ぶのが基本です。

ただ場合によっては、南国リゾートに住んでも問題ありません。マレーシアにはリゾート地がいくつもあり、例えばランカウイ島は非常に有名なリゾート地の一つです。

このような都市への移住を考えたとき、どのような判断基準で考えればいいのか解説していきます。

どこに住むのかは非常に重要

MM2Hビザを取得して移住するとなると、マレーシアの都市を選ばなければいけません。このとき日本人が住む場所として最適な場所は基本的に決まっており、以下の都市になります。

  • クアラルンプール
  • ジョホールバル
  • ペナン

これ以外の都市に住む人はほとんどいません。もちろんその他の地域だとインター校などはほぼないため、必然的に小さい子供のいる家族は上記3都市以外は除外されます。

田舎が大好きであり、コンドミニアム以外の家でも問題ない場合はそれでもいいです。ただそうした家だと、シャワーが水だけでエアコンがないのは普通なので、一般的な日本人は耐えることができません。そのため、やはり都市部に住むことになるのです。

クアラルンプールに住むのは最も一般的

そうしたとき、MM2Hビザを取得して住む場所として最も一般的なのは、当然ながらクアラルンプールになります。マレーシアの首都であり、最も経済が発展している都市になります。

クアラルンプールに住む場合、生活するうえでの快適度合いは日本と変わりません。「会話が英語になる」「移動手段がタクシーになる」という違いはあるものの、巨大都市なので何でも手に入れることができ、住むときに困ることがないのです。

クアラルンプールの場合、インター校はいくらでもありますし、日本人学校を含めて多くの人が通っています。そのため、家族で移住する場合であっても困ることはありません。

マレーシアで最も大きい都市であるため、もちろん最もたくさん日本人が住んでいる都市でもあります。そのため何か特別な理由がない限り、住む都市としてはクアラルンプールを選ぶのが大原則です。

エアアジアの拠点がマレーシアであり、クアラルンプール国際空港からは格安にていろんな国へ飛行機が飛んでいます。そのため気軽く海外旅行できるのもクアラルンプールの利点であり、MM2Hビザで移住する人のほとんどがクアラルンプールに住みます。

日本人街のモントキアラ(Mont Kiara)が第一選択肢

ちなみにクアラルンプールの中でも、一般的にはモントキアラ(Mont Kiara)に住むことになります。クアラルンプールの日本人街として知られるのがモントキアラであり、非常に多くの日本人が住んでいる街になります。

モントキアラに住む場合、日本食に困ることはありません。またレストランも日本食が多く、例えば以下はモントキアラのショッピングセンターにあるレストランになります。

このように、日本でよく見かける牛丼チェーン(すき家)やラーメン屋(一番ラーメン)などがあります。

また外国人が非常に多い高級住宅街であり、コンドミニアムが乱立している街でもあります。そのため街はキレイであり、アジアで頻繁に見かける野良犬などはいません。ちなみに、私はモントキアラに住んでおり、同じ階に住んでいる人は日本人の家族ばかりです。

第二の都市、ジョホールバルも選択肢になる

ただ中には、クアラルンプールではなくその他の都市に住みたいと考える人もいます。日本でも東京のように人が密集している都市ではなく、大阪や名古屋、福岡などに住みたいと考える人はそれなりにいます。

そうしたとき、第二選択肢となるのがジョホールバルです。マレーシアの第二の都市であり、シンガポールの隣に位置する都市になります。

先進国であるシンガポールとマレーシアでは物価がまったく違うことから「マレーシア人はシンガポールへ働きに行く」「シンガポール人はマレーシアへ買い物に行く」という構図になっている都市でもあります。

隣に先進国があるため、結果的にマレーシアの中では発展しているというわけです。もちろん第二の都市であるため、以下のようなコンドミニアムがそれなりにたくさん存在します。

ちなみにジョホールバルでは2006年にイスカンダル計画というものが開始され、正直なところあまりうまくいっていないですが、「シンガポールに近いマレーシア南端部を大規模開発する」として進められました。

ただ確かにイスカンダル計画自体はマレーシア政府の思う通りに発展しなかったものの、マレーシアに住む側としては「教育や医療が整備され、コンドミニアムも多いので安く住める」という利点があります。

またジョホールバルだと、シンガポールまで非常に近く簡単にアクセスでき、電車でシンガポールへ行くことができます。そのため空港はシンガポールを利用すればよく、飛行機の便も非常に良いです。もちろん、インター校もたくさんあるので家族で住んでも問題ありません。

世界遺産の都市・ペナン島で過ごす

クアラルンプールやジョホールバルに比べるとかなりの田舎になってしまいますが、ペナン島という選択肢もあります。

マレーシアはかつてイギリスの植民地であり、イギリス統治時代の名残が残るのがペナンになります。そのためマレーシアではあるものの、ヨーロッパ風の建物があらゆる場所に存在する世界遺産の都市がペナン島になります。

日本人が田舎で過ごすことを考える場合、一般的にはペナン島になります。田舎とはいっても、イギリス時代の名残がいまでもあり、イギリス系のインターナショナル校など外国人が家族で住んでも問題ない環境が整っています。

もちろんコンドミニアムも存在し、クアラルンプールよりも非常に安い金額にて賃貸を借りることができます。

ちなみにペナン島の場合、マレー系の人は少なく多くは中国系マレーシア人になります。ペナン島には中華系の人が非常に多いため、そうした都市で住むことになると考えましょう。ちなみに家族で移住する場合、中華系の人が多いことから子供は「英語」「中国語」を自然と話せるトリリンガルになることも可能です。

南国リゾートも移住先の選択肢になる

よほどの理由がない限り、日本人だとここに記した3都市のうちどれかになります。しかし中には、子育てなどは関係なくあとは余生を過ごすだけであり、田舎の雰囲気でゆったりとした時間を過ごしたいと考える人もいます。

そうした人の場合、例外的に南国リゾートへ移住しても問題ありません。

ペナン島も一応は島ですが、海は汚くリゾートという雰囲気ではありません。また観光客は非常に多く、田舎ではあるものの騒がしさがあるのがペナンです。

一方でマレーシアでは、リゾート地で非常にキレイな海をもつ島がいくつも存在します。そこで、こうしたド田舎に移住して住んでも問題ありません。

ランカウイ島は非常に人気のリゾート地

こうしたマレーシアの中でも、リゾートといえばランカウイ島が日本人にとって特に人気です。マレーシアでも有数のリゾート地ですが、マレーシアの田舎では珍しくコンドミニアムが存在します。実際の雰囲気は以下になります。

クアラルンプールやジョホールバルのように、いくつもの高層コンドミニアムが乱立しているわけではありません。ただ数は非常に少ないものの、ランカウイ島にも日本人が住める家があるわけです。

前述の通り、現地のマレーシア人が住む家だと「水シャワーのみ」「エアコンなし」が普通なので、日本人は耐えることができません。そのためコンドミニアムが普通ですが、ランカウイ島であればコンドミニアムがあるため、日本人でも問題ないのです。

MM2Hの移住先でどこに住むのかを考える

リタイアメントビザとしてMM2Hビザを取得すれば、マレーシア国内のどこにでも住むことができます。ただ日本人にとって住める環境が整っている必要があるため、そういう意味では以下の3都市のうちどこが最適かを判断するようにしましょう。

  • クアラルンプール
  • ジョホールバル
  • ペナン

大多数はクアラルンプールですが、ジョホールバルやペナンを選ぶ人もいます。田舎が好きだったり、安い物価が良かったりする場合はジョホールバルやペナン島となります。

また場合によっては、リゾート地を選んでも問題ありません。特にランカウイ島はリゾート地のド田舎でありながらも、コンドミニアムが少ないながら存在し、外国人が住める環境があります。

マレーシアへ移住するとき、日本人が住める場所は決まっています。そこでMM2Hで実際に住む場合、どの都市がいいのか事前に考えておくようにしましょう。