日々の生活を問題なく過ごすためには、あなたのお金を守らなければいけません。このとき多くの人は住んでいる国の金融機関を利用しています。つまり日本の銀行を利用しており、投資をするときは日本の証券会社を利用して投資する人がほとんどです。

ただ、この状態は非常に危険です。国が破綻することによって預金封鎖が起こると、銀行からお金を引き出すことができません。つまり、いくら銀行口座にお金があったとしても意味がなくなります。

この状態を回避できる唯一の対策が海外投資です。より具体的にいうと、オフショア投資として投資信託や生命保険、ヘッジファンドなどへ投資することで海外にあなたの資産を事前に逃がしておくのです。

オフショア投資には正しいやり方があります。そこで、どのように海外投資によって預金封鎖対策をすればいいのか解説していきます。

国家破綻で預金封鎖は起こり得る

多くの国では国家が財政危機に既に陥っています。これは日本でも同様であり、借金が非常に多い状態となっています。その結果、預金封鎖によって銀行からのお金の引き出しがまったくできなくなるリスクがあります。

人によっては、日本で預金封鎖が起こるわけがないと考えるかもしれません。ただアメリカや日本を含め、過去に預金封鎖をした歴史があります。

例えばアメリカでは、1933年3月4日にルーズベルト大統領がバンクホリデーを実施して、銀行を強制休業させました。以下は実際のニュースです。

また日本では、1946年2月に預金の引き出しを禁止しました。当然、こうした預金封鎖はいまの時代であってもさまざまな国で実施されています。

預金封鎖とはいっても、あなたのお金をずっと引き出せないわけではありません。事実、アルゼンチンは過去に財政破綻しており、預金封鎖を何度もしましたが、その後は銀行でのお金の引き出しができるようになりました。

ただそれでも、預金封鎖によって数ヵ月ほどお金の引き出しができなくなるケースがあります。そうなると日々の生活を問題なく過ごすことができません。

ほとんどの国で預金封鎖のリスクがあります。そのため、先進国や途上国を含めて預金封鎖対策が必要です。

預金保護があっても銀行破産による影響は大きい

なお国家破綻の確率は低くても、銀行の破綻であればより確率が上昇します。日本の銀行にお金を預けても安全ではなく、破綻リスクがあるのです。

国によって制度は異なりますが、日本では預金保護の制度(ペイオフ制度)があります。預金保護の制度によって、1,000万円までならお金が保護されます。

ただ、それ以上のお金は保護されません。そのため富裕層であると、銀行の破綻によって資産の多くがなくなってしまいます

預金封鎖については、お金の引き出しは一時的にできなくなるものの、あなたのお金が没収されるわけではありません。一方で銀行が破綻してしまった場合、お金が消えてなくなってしまいます。そのため、海外投資によってお金を日本から逃がしておくのは有効です。

事前の預金封鎖対策というのは、万が一にでも日本の銀行が潰れたときのリスク回避にもなるのです。

政治家が取った預金封鎖前の行動を知るべき

それでは、実際に預金封鎖対策をするときは何を考えればいいのでしょうか。過去にはアメリカや日本だけでなく、ブラジルやロシア、アルゼンチン、ウルグアイ、キプロスなど多くの国が預金封鎖をしています。

こうした国が預金封鎖を実施したとき、その国の政治家がどのような行動を取ったのか知るようにしましょう。そうすれば、あなたが何をすればいいのか理解できるようになります。

預金封鎖をするとき、政治家は預金封鎖するという情報を事前に知ることになります。例えばアルゼンチンの政治家では、彼らは事前に資産を米ドルなどの外貨へ変え、外国の金融機関へ送金しました。こうして、彼らは金融封鎖があったとしても資産を守ることができました。

なぜ、彼らが外国の金融機関へお金を送ったかというと、そうしなければ資産を守れないからです。

もちろん多くの人は政治家ではないため、いつ預金封鎖が起こるのか予測することはできません。そこで、預金封鎖が起こる予兆がなかったとしても早めに資金を外国に移しておく必要があります。

最も安全な資産の置き場所がタックスヘイブン

それでは、どのような場所に資金を逃がせばいいのでしょうか。海外の金融機関を使うとはいっても、前述の通りアメリカや日本であっても過去に金融封鎖をしています。そのため、何も考えずに先進国に海外送金してはいけません。

そうではなく、タックスヘイブンへ海外送金しましょう。税金がほとんどかからない国がタックスヘイブンであり、オフショア地域とも呼ばれています。世界中には多くのタックスヘイブンがあり、以下は一部のオフショア地域です。

タックスヘイブンは面積が狭い国にも関わらず、経済が発展しています。この理由としては、無税のエリアなので世界中から投資マネーが集まってくるからです。そのため、これらの国では金融がメイン産業になっています。

また税金支払いを避けるため、世界中から金持ちがタックスヘイブンへ移住します。これも、タックスヘイブンが経済発展している理由です。預金封鎖対策をするとき、タックスヘイブンの金融機関を利用すると考えましょう。

タックスヘイブンは格付けが高く、借金が少ない

なぜ、オフショア地域の金融機関へ送金するのが優れているのでしょうか。これは、タックスヘイブンは格付けが高く、借金が少ないからです。

例えばマン島は有名なタックスヘイブンであり、スタンダート&プアーズ(S&P)やムーディーズ(Moody’s)などの格付け会社からAAAの最高評価を得たことがあります。この評価はアメリカや日本、フランスなどの先進国よりも格付けが高いです。

タックスヘイブンはほぼすべての国で格付けが高いです。つまり、日本の国の金融機関を利用するよりも安全です。

またオフショア地域は借金比率が非常に低いです。借金が少ないため国の財政状況は優れており、預金封鎖が起こることはありません。

タックスヘイブンでは大量の外貨を獲得でき、富裕層が積極的に移住してくれるため、大量のお金が流れ込む仕組みになっています。そのため国は高額な借金をする必要がありません。例えばタックスヘイブンであるスイスは対外債務が非常に少ないことで有名です。

スイスにはプライベートバンクが複数あります。富裕層がスイスのプライベートバンクを利用するのは、スイスの金融機関を利用して資産運用するだけでなく、資産を守るためでもあります。スイスは国のリスクが低く、信頼性が高いのです。

投資信託やヘッジファンドへオフショア投資する

そこで、タックスヘイブンへの投資によってあなたの資産を海外に逃がしましょう。タックスヘイブンで海外投資することをオフショア投資といいます。プライベートバンクを利用できるのは富裕層だけですが、一般的なオフショア投資は誰でも開始できます。

オフショア投資には種類があり、投資信託や生命保険、ヘッジファンドなどへ投資できます。海外に資産を移動させるだけでなく、資産運用によってあなたのお金を増やすようにするのです。

前述のようにオフショア投資には種類があります。元本確保の投資信託やオフショア生命保険のように年利4%で確実にお金が増える投資方法があれば、リスクはあるものの年利10%以上が可能なオフショア投資もあります。

例えば以下は、私が投資している「ヨーロッパでつなぎ融資を運営しているヘッジファンド」です。

安定的に年利8~10%を得られるリスクの低いヘッジファンドです。10,000米ドル(約100万円)以上のお金を一括投資することによって、このヘッジファンドへ投資できます。

オフショア投資では、タックスヘイブンで販売されている世界中のファンドへ投資できます。そこでこうしたファンドへ投資してお金を増やしつつ、預金封鎖に備えるようにしましょう。

もちろんオフショア地域で資産運用したお金はいつでも引き出すことができます。例えば、タックスヘイブンの国で銀行口座を開設したあと、あなたの海外口座へ送金することができます。オフショア地域の銀行を利用するため、預金封鎖のリスクはありません。

預金封鎖リスクをオフショア投資で回避する

日本の銀行を利用してお金を預けたり、証券会社を利用して投資を始めたりする場合、預金封鎖のリスクがあります。預金封鎖があればお金を引き出すことはできません。また預金封鎖によって、国の信用が失われるので日本円の価値が低くなります。

そこで、預金封鎖対策をしなければいけません。これまで、いくつもの国で預金封鎖が実施されています。これらの国にはアメリカや日本も含まれています。

資産をタックスヘイブンに逃がせば、あなたの資産は守られます。オフショア地域は格付けが高く、借金が少ないので財務状況は優れています。

さらには、オフショア投資として投資信託や生命保険、ヘッジファンドへ投資することでお金を増やすことができます。増やしたお金はあなたの自由に使えます。このように、海外投資によって預金封鎖対策をしましょう。