投資法の一つにプライベート・エクイティ(PE)があります。未上場企業へ投資する方法であり、オルタナティブ投資として知られています。

機関投資家や富裕層であれば、プライベート・エクイティによって資産を増やすことができます。非常にリスクの高い投資手法ではあるものの、プライベート・エクイティを専門で扱っている投資会社もあります。

ただオルタナティブ投資として資産運用することを考えるとき、個人投資家はプライベート・エクイティを利用しないようにしましょう。リスクが高いだけでなく、詐欺に遭う可能性が高いからです。

高額なお金をもっている人でない限り、プライベート・エクイティを利用するべきではありません。この理由を解説していきます。

プライベート・エクイティはオルタナティブ投資の一種

景気に左右されない投資法をオルタナティブ投資といいます。具体的には、株や債券へ投資しない手法がオルタナティブ投資です。オルタナティブ投資にはさまざまな方法があり、その中の一つがプライベート・エクイティです。

大不況のとき、上場株式だと株価が半分以下になるのは普通です。一方で株式投資の中でも、未公開株の場合は株価が下がることはありません。企業が利益を出し続ける限り、むしろ株価は上昇していきます。

これが、プライベート・エクイティで景気に左右されない理由です。たとえ不景気であったとしても、会社がビジネスを続けている限り株式の価値が減ることはほとんどありません。

M&Aまたは上場しないと現金化できない

ただあらゆる投資法の中でも、最もリスクの高い方法の一つがプライベート・エクイティです。上場していない会社の株を購入することになるため、お金の流動性が悪いからです。

上場している株や債券の場合、いつでも自由に売ることができます。一方で未公開株は証券取引所で自由に売買できません。つまり、プライベート・エクイティではM&Aまたは上場のどちらかをしない限り、投資したお金を現金化できないと考えましょう。

最低でも、投資後に5~8年は現金化できないのがプライベート・エクイティです。一方、投資した会社が上場すれば、投資したお金が10倍以上になるのは普通です。

・倒産確率が高いプライベート・エクイティ(PE)のファンド

さらには、プライベート・エクイティを活用する会社は倒産確率が非常に高いです。プライベート・エクイティによって資金調達をする会社はすべて、将来のM&Aまたは上場を考えています。そのため黒字企業はゼロであり、投資家からのお金を事業に使うことによって会社の急拡大を目指します。

これらの事業に成功すれば、数年後にM&Aまたは上場をすることができます。しかし事業に失敗すれば倒産します。会社の急拡大を目指すため一般的な会社に比べて倒産確率が圧倒的に高く、プライベート・エクイティは最もリスクの高い投資手法といわれています。

機関投資家や富裕層の投資法がプライベート・エクイティ(PE)

それでは、どのような人たちがプライベート・エクイティによる投資をしているのでしょうか。プライベート・エクイティをしている人は決まっており、それは機関投資家や投資会社、大企業、ファミリーオフィス、富裕層などです。

つまり、100億円以上のお金を持つ人がプライベート・エクイティをします。それよりも少ない資産をもつ人がプライベート・エクイティによって資産を増やすことはできません。

例えば以下はハーバード大学基金が公表しているポートフォリオの内容です。

このように、プライベート・エクイティへ投資していることが分かります。ハーバード大学基金がプライベート・エクイティファンドへ投資しているのは、高額なお金をもっているからです。

高額な資産をもつ投資家の場合、多くの投資案件のオファーがきます。投資してほしい会社はたくさんあります。また投資家としては、投資先の会社が成功することで資産が何倍にも増えるようになります。そのため機関投資家や富裕層は投資後、投資先の会社を積極的に支援します。

投資を受ける会社にとって、投資家探しは人脈探しでもあるのです。優れた投資家から資金調達することによって人脈を増やし、ビジネスを加速させるのです。こうした理由から、優れた未上場企業への投資案件は資産100億円以上の投資家にのみオファーがきます。

優れた未公開株の案件は個人投資家にこない

一方、個人投資家に対して優れた未公開株の案件のオファーが来ることはありません。これからM&Aや上場を目指している会社にとって、個人投資家から数千万円ほどの投資を受けたとしても意味がないからです。

プライベート・エクイティでの資金調達では、どれだけ金額が少なくても数億円という規模になります。数千万円ほどの資金調達であれば銀行からお金を借りればよく、個人投資家から投資してもらう意味はありません。

また数千万円の資金調達すらできない無能な経営者の場合、その会社が将来上場することはないです。プライベート・エクイティによる資金調達では、以下のように高額なお金を機関投資家や大企業、富裕層から投資してもらうのが一般的です。

さらにいうと、未上場企業は資産の少ない個人投資家からの投資を断るのが一般的です。経営者というのは、誰でもいいから投資を受けたいわけではありません。優れた投資家に投資してもらい、将来に上場をしたいと考えるのが一般的です。

前述の通り、投資を受けるのはコネ作りの手法の一つです。また短期的ではなく、長期的に会社の成長を見守ってくれる投資家からの高額投資を受けたいと考えるのが一般的です。

株主は会社経営に対して文句をいうことができます。経営者はダメな投資家を排除する必要があるため、上場前は投資家を選ぶのです。これらさまざまな理由から、資産が多くない個人投資家に優れた未公開株の投資案件のオファーが来ることはありません。

詐欺案件の代表が未公開株への投資

参考までに、もし数百万円や数千万円の未公開株に対するプライベート・エクイティファンドがある場合、ほぼ確実に詐欺です。

この場合は企業価値が低く、倒産確率が高い会社へ出資することになります。または、詐欺案件として存在しない会社へお金を預け、まったくお金が返ってこないのは普通です。

個人投資家にとって、プライベート・エクイティは最も詐欺に引っかかる可能性が高い投資法の一つです。また詐欺案件でなかったとしても、倒産や上場しないなどによって、投資したお金がまったく戻ってこないケースもよくあります。

最も高度な投資法がプライベート・エクイティであり、高額なお金がなければ未公開株への投資で儲けることはできません。そのためオルタナティブ投資の中でも、個人投資家が絶対にしてはいけない投資がプライベート・エクイティファンドの活用です。

PEファンドへの個人投資はおすすめしない

機関投資家や大企業、ファミリーオフィス、富裕層など、多くのお金をもつ場合、プライベート・エクイティは優れた投資法の一つです。未上場企業へ投資し、投資先の会社に対してお金や技術、人脈を提供することで、将来の上場を手助けするのです。

プライベート・エクイティはオルタナティブ投資であるため、不景気のときであっても資産を増やすことができます。

一方で個人投資家が絶対にしてはいけない投資法の一つがプライベート・エクイティファンドへの投資です。資産の少ない個人に対して優れた未公開株の投資案件のオファーがくることはなく、ほぼ100%の確率で詐欺だからです。

オルタナティブ投資では正しいやり方があります。また機関投資家にとって優れる投資方法であっても、個人投資家にとっては投資するべきではない方法があります。これらの事実を理解して投資するようにしましょう。

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