世の中には非常に怪しいビジネスが存在し、その中の一つにネットワークビジネス(MLM)があります。ねずみ講と非常に似たビジネス形態であり、実際のところ稼げている人はわずかでお金だけ消えていくビジネスとなります。

ただネットワークビジネスでは、口コミによる拡散力が強いことが大きな特徴です。そうした口コミの中には、海外積立投資に関するものもあります。

しかし、オフショア投資をするときに必ず考えなければいけないのは「MLM関係の人の紹介で加入するのは絶対にやめるべき」ということです。紹介内容が詐欺まがいであるケースがほとんどですし、加入後すぐに連絡を取れなくなるからです。

そこで、「ネットワークビジネス関係者に関わることなく、オフショア投資を検討するべき理由」について解説していきます。

オフショア投資自体は真っ当な金融商品で詐欺ではない

投資では正しい知識がなければいけません。そうしたとき、海外オフショア投資自体は詐欺でも何でもなく、真っ当な金融商品であることは理解しましょう。

世界には香港やシンガポールなど、税金がほとんどかからないタックスヘイブンと呼ばれる地域があります。こうしたタックスヘイブンはオフショアとも呼ばれますが、特に投資で稼いだお金については無税となっています。

そのために香港やシンガポールはアジアの金融の中心地となりますが、こうした税金のかからない地域で資産運用するため、オフショア投資では加速度的に資産が増えていくようになります。

日本だと、銀行にお金を預けてもほとんどお金が増えません。また日本で金融商品を購入したとしても、ダメな金融商品ばかりです。

一方でオフショア投資であれば年利10%以上が現実的に可能です。タックスヘイブンの地域にあるファンドへ投資すれば、加速度的にお金が増えるのは本当です。

インベスターズトラストやロイヤルロンドン(RL360°)を含め問題ない

そうしたとき、オフショア投資でのお金を預ける金融機関は数が限られます。規模の大きな金融機関に投資するのが海外積立投資であり、この中で日本人が加入できるファンドは数少ない金融機関になってしまうのです。

ただ、これらの金融機関はスタンダード&プアーズ(S&P)やムーディーズ(Moody’s)など世界的な格付け会社からも高評価をもらっています。そうした世界的に信頼でき、有名な金融機関に投資をすることになります。誰も名前を知らない会社にお金を預けるわけではありません。

さらにいうと、日本のメガバンクよりも規模の大きい金融機関へ投資することになります。オフショア投資が非常に安全で、真っ当な商品に投資をすることになるのは、こうした世界的な格付け会社からの評価を見ても明らかだといえます。

これらオフショア保険や投資信託として海外積立投資をするとき、日本人にとって有名なオフショアファンドとしてはインベスターズトラスト(Investors Trust:ITA)やロイヤルロンドン(RL360°)などが知られています。

参考までに、有名どころとしては以下のような会社があります。

  • インベスターズトラスト
  • ロイヤルロンドン(RL360°)
  • プレミアムトラスト
  • コーンヒル
  • メティス

インベスターズトラストやロイヤルロンドン(RL360°)を含め、これらの会社に投資をすること自体は何も問題ないことは理解しましょう。

ネットワークビジネス(MLM)の紹介者だと詐欺まがいになる

なお、ネットワークビジネス(MLM)を実践している人からオフショア投資を勧められるときについても、同じようにインベスターズトラストやロイヤルロンドン(RL360°)での海外投資を提案されます。

そうしたとき、海外の金融機関へ加入することは問題ないのに、なぜ詐欺まがいの被害者が出るのでしょうか。これは、紹介者が微妙なために起こります。要は、ウソの情報を伝えられてしまうのです。

例えば、以下のようなことを言われた場合は100%の確率であなたを騙そうと考えており、確実に将来後悔するようになります。

  • 加入後2年が経過したら減額や停止、引き出しが自由
  • 最初2年間に投資したお金は元本保証される
  • どのような条件でも資産が160%になる

これらについては、いろいろ問題があります。

オフショア投資について、どのファンドでも基本的に最初の2年間は初期口座と呼ばれるようになります。初期口座について資産はロックされ、お金の引き出しなどはできません。ただその後については貯蓄口座に移り、貯蓄口座については減額や停止、引き出しが自由です。

また、オフショア投資では「20年後に160%になると元本保証されている金融商品」も存在します。実際、私はこの金融商品に入っています。

ただオフショア投資では前提条件があり、「最初に決めた金額について満期を迎えるまで投資した場合」に資産が大きく増える仕組みになっています。途中で減額や停止、引き出しなどをした場合、元本確保の条件は崩れます。またロイヤリティボーナスも入らなくなるため、ほぼ確実に元本割れします。

実際、以下はインベスターズトラストの公式サイトの一部ですが、このことが明記されています。

また早期解約すれば、初期口座にあるお金のほとんどが返ってきません。ここから、「2年後は減額や停止が可能」「必ず160%になって返ってくる」という誘い文句がなぜ詐欺まがいなのか理解できると思います。

紹介料目当ての人からの加入は微妙

さらにいうと、ネットワークビジネス関係者で海外積立投資を勧めている人の場合、「途中の停止も可能なので、最初は高めの金額を設定すればいい」とアドバイスするケースが多いです。

この理由は単純であり、高額な紹介手数料を手にすることができるからです。最初の設定金額が高いほど、紹介者に多くのお金が入ってくるようになるのです。

もちろん、何か商品・サービスを紹介して手数料を得ること自体は問題ありません。保険の営業マンや不動産売買をしている人を含め、全員が手数料のために商品・サービスを販売しています。

ただ問題なのは、MLM関係の人はお金のことしか考えておらず、「どれだけ高額な手数料を手にできるか」にしか興味がないことにあります。あなたの資産が増えるかどうかはどうでもいいのです。そのため、オフショア投資のデメリットや注意点にまったく触れず、「年利10%以上で増える」「将来、確実に160%以上に資産が増加する」ことだけ着目させます。

海外積立投資は15年や20年など長期スパンでお金を毎月支払っていくことになります。そうしたことを考えたとき、無理のない範囲で金額を設定しなければいけません。ただネットワークビジネスでねずみ講をしている人だと、詐欺まがいの勧誘をしてくると考えましょう。

加入後、すぐに逃げられるケースがほとんど

しかも、これらねずみ講に似たMLMをしている人から加入した場合、ほぼ確実に加入後に逃げられるようになります。要は、紹介者と連絡を取れなくなるのです。紹介料(=お金)のことしか頭になく、あなたが資産運用できるかどうかは考えていないため、これはある意味当然だといえます。

海外積立投資を行い、最初に決めた掛金を何年も積み立てしたとしても、当然ですが最終的にあなたの手元にお金が返ってこなければ意味がありません。

そうしたとき、一般的には紹介者に連絡したうえでお金を戻してもらう手続きをしてもらいます。もちろん自らインベスターズトラストやロイヤルロンドン(RL360°)などの金融機関に連絡してもいいですが、海外ファンドなので英語でのやり取りになるケースも多く、なかなか難しい側面があります。

ただ、ねずみ講をしている人から加入しても連絡を取れなくなるケースがほとんどなので、結局のところ「どのようにしてお金をファンドから送ってもらえばいいのか」が分からなくなります。

オフショア投資で重要なのは「誰から加入するのか」ですが、「20年後も問題なく連絡を取れる人かどうか」を基準に考えましょう。そうした視点で見ると、少なくともネットワークビジネス(MLM)の紹介者は対象外になるはずです。

本物の詐欺案件は無視するべき

なお、ネットワークビジネス(MLM)ではどうしても怪しい投資案件が出てきやすいですが、これはねずみ講に特有でもあります。

ただここまで解説してきた海外積立投資については、「ファンドについては世界的な格付け会社からのお墨付きがあり、金融商品としては非常にまとも」なものになります。一方、MLMの海外投資案件では本当の意味で単なる詐欺案件もたくさんあるので注意しましょう。

  • 海外の砂ビジネスに投資する
  • 分散型投資でアジアに投資する
  • 海外にあるFX自動取引を活用する

例えば、このような感じになります。投資するとはいっても、具体的にどの会社へ投資して、どのように資産運用するのかまったく不明な案件がたくさん存在するのです。これについては、そもそもが詐欺商品なので絶対に加入しないようにしましょう。

オフショア投資で安全な理由は「日本のメガバンクよりも規模が大きく、格付けランクも高い会社に投資をする」からです。この大原則を忘れないようにすれば、海外投資での詐欺に引っかからなくなります。

紹介者が信頼できるか考えるべき

ネットワークビジネス(MLM)をしている人だと、どうしてもお金のことばかりに着目しがちです。ねずみ講をしているので仕方ないですが、「人=お金」で考えるようになり、結果として強引な勧誘をするようになります。

オフショア投資自体は非常に優れた投資手法にも関わらず、詐欺まがいの被害に遭う人が多いのは、お金が増えるメリットばかり伝えられており、「途中の減額や解約によって元本割れする」ことを教えてもらっていないために起こります。

最初に決めた金額を満期まで積み立てればいいですが、ウソの情報によって加入させられているため、紹介者がダメだと資産運用どころではなくなってしまいます。

また途中で連絡を取れなくなるため、最終的にお金が返ってこない事態にも遭遇します。こうしたリスクを無くすため、お金のことしか考えていないネットワークビジネスの紹介者ではなく、きちんとあなたのことを考えてサポートしてくれる紹介者から加入するようにしましょう。

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