オフショア投資の意味とは:海外投資の方法、やり方・始め方

オフショア投資とは

オフショア投資とは、海外の税金のかからない地域で資産運用することです。そのため、税金を払う額を少なくできるメリットがあります。

また、金利も10%を超える金融商品もあるので、複利で運用すると日本で資産運用するのとでは数十年後に数千万円単位の差になります。

ただ、海外でしか行われていないため、日本では身近ではありません。そのため、オフショア投資について詳しく把握している方は少ないのではないでしょうか。

本記事では、オフショア投資が分からない方のためにオフショア投資のわかりやすい説明からやり方までをご紹介します。

日本でお金を運用しても金利が低いので、ほとんど増えません。今はグローバルな社会のため、積極的に海外で積立投資を行い、効率よくお金を増やしましょう。

オフショア投資とは

オフショア投資とは、オフショア地域(税金がかからない地域)で資産運用することです。日本語では、「租税回避地(そぜいかいひち)」と呼ばれます。

また、オフショア投資のことをタックスヘイブンとも呼ぶこともありますので、全て同じ意味だと解釈してください。

世界中にある非課税(租税回避地)の地域

オフショア投資地域

出典:PREMIER BANK CO,LTD

オフショア地域は、世界中にあります。それでは、地域別にオフショア地域を見ていきましょう。

ヨーロッパ

ヨーロッパのオフショア地域は以下の通りです。

  • スイス
  • マン島
  • ガーンジー島
  • ジャージー島
  • ルクセンブルク
  • モナコ
  • リヒテンシュタイン
  • アイルランド
  • マルタ
  • キプロス

最も長い歴史を持つオフショア地域である、スイスやイギリスのタックスヘイブンであるマン島、ガーンジー島、ジャージー島などが有名です。

アジア

アジアのオフショア地域は以下の2つがアジア屈指のオフショア金融センターです。

  • 香港
  • シンガポール

日本から一番近いオフショア地域である香港は、中国企業が利用するので中国の富裕層が良く利用する地域です。また、シンガポールはアジアだけではなく、ヨーロッパからもお金が集まるオフショア地域として有名になります。

日本に住んでいるので、一番近い香港がオフショアを行う際は、香港が現実的なオフショア投資先になります。

中近東

そこまで有名ではありませんが、以下の2つはオフショア地域です。

  • バーレーン
  • ドバイ

オイルマネーを利用したタックスヘイブンが有名です。

カリブ海

カリブ海のオフショア地域は、以下をご覧ください。

  • ケイマン諸島
  • バハマ
  • バミューダ諸島
  • ヴァージン諸島

カリブ海のオフショア地域は、ケイマン諸島やバハマ、ヴァージン諸島が有名です。

日本からカリブ海で海外積立投資を行う方は少ないですが、アメリカとの時差がないメリットがあります。

南太平洋

南太平洋もオフショア地域が存在します。以下をご覧ください。

  • バヌアツ
  • トンガ
  • クック諸島
  • サモア

これらは、オーストラリアやニュージーランドが主に利用する小規模なオフショア地域です。日本の方が利用することはほとんどありませんが、知識として覚えておきましょう。

非課税と複利で大きなリターンを得られる

先ほどお伝えしたように、オフショア地域では税金がかかりません。日本では株などで利益が出た場合、20%の税金を支払いますが、オフショア地域ではその税金がかかりません。

そうであれば、オフショア地域で資産運用したほうが得ですよね。また、金利も日本では考えられないような高金利で運用されるので、あっという間に資産が何もしなくても増えていくのです。

非課税と複利で大きなリターンを得られるのが、オフショア投資の最大の魅力です。

オフショア投資の種類

オフショア投資には、「生命保険」「投資信託」の2種類があります。生命保険でも資産運用ができるため、投資信託だけではなくそれぞれの特徴を理解した上で、活用しましょう。

一般的に積立投資は、月々決められた額を積み立てていく投資です。日本の定期預金のようなものです。

しかし、海外積立投資の場合、金利も10%ほどの高金利になるので、増える金利の額は日本とは桁違いです。

オフショア保険:積立の生命保険

オフショア保険は、海外の積立生命保険のことです。

死亡時の保険金に期待するのではなく、支払った保険料を解約した際に支払われる解約返戻金(解約したら支払われる保険金)に期待するものになります。生命保険と言っているものの、実際はお金を払って資産運用をするイメージです。

ただし、日本人がオフショア保険に加入することは禁止されています。

保険業法の第186条、第337条では、「日本の居住者が、日本で販売登録をしていない外国の生命保険に加入することは、違法行為と見なされ罰金50以下の過料と処する」とされているからです。

メリットが多いため、違法で加入する方は多くいらっしゃいます。現在捕まった方はいませんが、リスクがあるので注意が必要です。

オフショア信託:海外積立投資

オフショア信託がオフショア投資で最も一般的な海外積立投資になります。つまり、海外の投資信託です。投資信託とは、お金を預けて資産運用してもらうことです。

資産運用のプロが増やしてくれるので、お金を預けているだけでその恩恵を得られます。また日本とは違い、海外の場合は金利10%で運用してくれるケースもあります。

それでは、毎月1万円を積み立てる場合を日本の場合と海外の積立投資で比べてみましょう。

日本の場合

毎月1万円ずつを25歳から65歳まで貯めると、おおよそ500万円程貯まります。しかしこの場合、金利がほとんど付かないため500万円のままです。

オフショア投資の場合

一方、オフショア投資の場合、毎月1万円を金利10%で運用すると25歳から65歳までで約6,380万円になるのです。日本と海外では、10倍以上の差があります。これ程、差があるのなら日本でお金を預けていても損ですよね。

オフショア投資のメリット

オフショア投資の特長は、先ほどお伝えしたように税金がかからない地域になり、高金利で資産運用することで大きなリターンを得られる点です。

この項では、オフショアのメリットについてさらに詳しく解説していきます。

税率が低い

オフショア地域は税金がかかりません。通常、日本では投資信託などの利益は、20%課税されてしまいます。しかし、オフショア地域であればその税金がかからないため、海外で積立投資するほうが圧倒的に得なのです。

また、それ以外にも、所得税や事業税など日本では当たり前にかかる税金が必要ありません。そのため、資産運用するにはとても条件が良いのです。

複利で資産が増える

複利とは、増えた金額にさらに金利が加わることです。複利で投資すると雪だるま式に資産が増えていきます。日本の場合、定期預金は単利なのにもかかわらず、借金は複利です。

たとえば、100万円を金利10%で運用したと仮定して場合、単利と複利では以下のようになります。

単利の場合

1年目3年目10年目20年目
110万円130万円200万円300万円

単利の場合、元々ある100万円だけが金利10%の対象になります。

複利の場合

1年目3年目10年目20年目
110万円133.1万円259.3万円672.7万円

複利の場合、金利で増えた金額に対して金利10%が計算されるので、年数が経過すればするほど、利子で増える額は大きく成ります。

同じ金利10%でも、単利と複利では大きな違いです。アルベルト・アインシュタインも「20世紀最大の発明は、複利だ」とも言っています。相対性理論を発見したアインシュタインでさえも、複利の偉大さを認めているのです。

複利で運用すると年数が経過すると資産は、雪だるま式に増えていきます。これもオフショア投資のメリットです。

世界中の金融商品へ利用できる

オフショア地域は、世界中の金融商品を利用できるメリットがあります。

世界中の商品を利用できるので、日本では考えられないような「お宝商品」などにも出会える可能性は十分に考えられます。

たとえば、「期間限定で金利を3%上乗せ」というような日本では考えられないキャンペーンや商品は世界中では当たり前のように扱われているのです。

いろいろな商品の中からあなたに合ったものを選び、資産を増やしていきましょう。

プライバシーが守られる

オフショア投資は、海外で資産運用するためプライバシーが守られるメリットがあります。犯罪などをしない限り、オフショア投資の口座の取引を公開させられることはありません。

仮に、日本の税務局の調査であったとしても、個人の情報を開示されません。日本に比べてプライバシーの保護は圧倒的に高いです。

相続税対策ができる

オフショア地域は、税金がかからない地域です。当然、相続税や贈与税といった税金も発生しません。そのため、相続税対策ができます。

日本では財産を相続する際に相続税が取られてしまうので、オフショア地域を上手に使用すれば相続税がかかりません。

オフショア地域を上手に利用し、相続税対策を行い多くの財産を相続させましょう。

オフショア投資のメリットについては、「【オフショア投資】初心者が知りたい海外積立のメリットデメリット」の記事で詳しく解説しているので合わせて読むようにしてください。

失敗しない海外積立投資の始め方

オフショア投資をこれから行う方は、失敗しない海外積立投資を行いましょう。さまざまなメリットがあるオフショア投資ですが、海外とのやり取りになります。英語が得意ではない方は、注意しましょう。

優良IFAを選ぶ

オフショア投資は、IFAに頼むのがおすすめです。IFAとは、「独立系ファイナンシャルアドバイザー」のことです。

日本に在籍している方は、極力IFAに頼むようにしてください。

海外とのやり取りになるので、お客様自身が行うのは難しいからです。生命保険や投資信託などの重要なやり取りを全て英語で行うので、ハードルは高いですよね。

また、手続きに不備などがあった場合困ってしまいます。

しかし、IFAであれば手続きなどを代わりに行ってくれるので、必要な書類を用意すればいいだけになります。海外の金融機関とのやり取りは、初心者では騙されてしまう恐れもあるので必ずIFAに代行してもらうようにしましょう。

IFAは無料で利用できるので、活用しない手はありませんよね。また、IFAについては、「オフショア投資はIFAによって成果が変わる【優良IFAの選び方】」の記事で詳しく解説しているため、こちらの記事にも目を通しておきましょう。

商品の種類を選ぶ

オフショア投資を行う際、どの商品にするのか選ばなければいけません。生命保険もあれば、投資信託もあります。また、地域もたくさんあるので、どの地域があなたに合ったオフショア投資が行えるのかわからないのです。

そのため、IFAとヒアリングを行いあなたが投資をしやすい環境を一緒に決めるようにしてください。

始めての方は、金利が良くても手続きがしにくい場所よりは、日本人が多く利用しているオフショア地域を選択したり、商品を選択したりしたほうがいいです。

あなたに合った商品を選ぶようにしてください。

投資額を決める

オフショア投資は、月々2万円ほどの金額から始めることが可能です。金額は多いほどいいですが、生活が苦しくなってしまうのではいけません。必ず、余剰資金で投資を行うようにしてください。

しかし、投資した金額はオフショア地域によって、高金利非課税で大きな金額になります。

ただ、オフショア投資は途中でもお金を下すことができるので、口座に入れるだけ入れておくのも高金利の恩恵を受けられるので1つの方法です。

まとめ

オフショア投資についてご紹介してきました。「オフショア投資とは何かしらない」方でも理解できたのではないでしょうか。

オフショア投資は、税金がかからない地域で高金利の資産運用をすることです。日本は、金利がゼロに等しいので、いくら銀行に預けていても増えることはありません。

そうであれば、海外にお金を預けて増やしてもらったほうがいいのではないでしょうか。

ただ、オフショア投資は海外とのやり取りになるため、日本人の方が独断で行うのはリスクが高いです。必ず、IFAに手続きを代行してもらうようにしましょう。

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