オフショア投資を香港で行う方は非常に多いです。日本に最も近いオフショア地域(税金がほとんどかからない地域)であるため、初めての方でもオフショア投資しやすいからです。

ただ海外での投資になるので、詐欺の被害に遭う方もいます。あなたの大切なお金を増やすために海外投資を活用するのにもかかわらず、騙す人がいるのです。

そこでオフショア投資を香港で行う方のため、メリットはもちろんのこと、香港でのIFA(代理店)の見極め方まで含めて紹介します。

これからオフショア投資を検討している方の中には、「どのようにして香港でのオフショア投資を実践すればいいのか」について分かっていない人が多いです。そこでメリットだけでなく注意点まで含めて理解し、香港でのオフショア投資を成功させましょう。

日本から最も近いオフショア地域(タックスヘイブン)

香港は最も日本に近いオフショア地域になります。東京の羽田空港、成田空港から約4時間弱で到着できる距離なので、手軽に行くことができる地域です。また、香港は金融で成り立っている国であるため、優れた金融商品がたくさんあります。

オフショア投資自体は日本に居ながら行うことができます。ただ海外の保険会社(金融機関)に投資するため、万が一問題が起こった場合はすぐに行ける距離の香港を考える日本人が大多数です。

これがヨーロッパやカリブ海だと行くだけでも数十万円の費用がかかってしまいますし、長期の休みを取らなければいけません。サラリーマンの方などは、実際のところ利用するのが難しいです。

しかし、香港であれば2泊3日などで行けるので問題ありません。オフショアが初めての方は、ひとまず香港に本店・支店を構えている保険会社で投資を行い、慣れてきたらヨーロッパなど好きな地域で投資を行うといいです。

香港は口座開設が簡単にできる

また香港は日本に近いので、口座開設が簡単にできます。前述の通り日本に住みながら渡航なしでオフショア投資の手続きは可能ですが、あまりの近さに直接香港に行って契約する方もいるほどです。

お金のやり取りになるので、実際に訪れて契約したい方もいます。その場合でも香港は近いので、旅行のついでに口座開設することが可能です。

また金融商品の購入だけでなく、香港で銀行口座を開設することもできます。旅行ビザでは銀行口座開設できない国が多いものの、香港では誰でも口座開設できます。香港で銀行口座を開設するメリットとしては、ドルでお金を預けられることがあげられます。

オフショア保険・投資信託をするとき、デメリットの一つに為替リスクがあります。円高になるほど日本円に交換したときに手にできるお金が少なくなります。ただ、日本円に変えずに米ドルのまま保有していれば為替リスクはそもそも発生しません。

例えば海外旅行をする人であれば、ATMから現地通貨を引き出すことができます。米ドルで預金していたとしても、出てくるのは現地通貨なのです。日本の銀行では無理でも、香港を含め世界展開している銀行であれば問題なく可能です。

またオフショア保険やオフショア投資信託が満期を迎えたとき、増えたお金を米ドルで受け取り、そのお金を米ドルのまま再投資に回すことで再びお金を増やしても問題ありません。

日本円ではなく、米ドルを保有することで通貨リスクを分散するという意味でも、いつでも香港へ手軽に渡航でき、さらには米ドル口座を自由に開設できるのは大きなメリットだといえます。

オフショア保険(生命保険)は香港がいい

なお投資信託であれば、日本国内で海外積立投資を開始できます。要は、投資信託では単にお金を積み立てていく手法になります。クレジットカード払いなどにより、香港に本店・支店をもつ保険会社(金融機関)にお金を支払うことで資産運用してもらうのです。

一方でオフショア地域での投資では、オフショア保険も広く実施されています。生命保険がオフショア保険であり、海外では資産運用のために生命保険へ加入します。

日本の生命保険についても元手の110~120%などのようにお金が増えるものの、このようにわずかです。一方で海外の生命保険であれば、同じように保険加入して資産が10倍以上になるのは特に珍しくありません(35歳で加入する場合)。また、少なく見積もっても資産が2~3倍になるのは基本です。

このとき、タックスヘイブンで生命保険に加入しようと考えたとしても、多くは「対象の国に住んでいる」ことが条件になっています。例えばオフショアで知られるシンガポールの生命保険に加入するためには、シンガポールに住んでいる人でなければいけません。

一方で香港であれば、香港に住んでいなくても全世界の人が加入できます(アメリカ人を除く)。そのためオフショア生命保険に加入する場合、香港が重要な選択肢になります。

香港のオフショア投資のIFA(代理店)の見極め方

それでは、どのようにして香港でオフショア保険や投資信託に加入すればいいのでしょうか。海外積立投資をするとき、必ずIFAと呼ばれる代理店に依頼して手続きをしてもらうことになります。

金融機関は商品を直接顧客に販売していません。代理店であるIFAにしか商品を紹介していないため、オフショア投資を行う際はIFAに依頼するのが必須なのです。

ただIFAは数多く存在するため、どこに頼めばいいのかわからない人が多いです。海外での投資になり、やり取りは全て英語なので分からなくて当然だといえます。そうしたとき、IFAを見極めるときは以下の項目に注意してください。

  • 日本人スタッフは必須
  • 正規代理店の確認
  • ライセンスがあるか
  • ファンド以外の口座に送金しない

順番に詳しく解説していきます。

日本人スタッフのいる代理店で言語リスクやトラブルを回避する

香港でIFAを探す際は必ず日本人スタッフに頼むようにしましょう。日本語での対応により、海外とのやり取りを無料で代行してくれるからです。

香港といっても海外になるので、基本的に契約書などのやり取りは全て英語です。日本人は英語が苦手なので、英文を見せられても内容を理解できないケースがほとんどです。

しかし日本人スタッフのいる代理店であれば、やり取りはすべて日本語になります。契約書についても英語の文章が提示されることになりますが、これらの書類を全部用意してくれるため、言われるとおりにサインするだけとなります。

例えば以下は、私は実際にオフショア投資を開始したとき、IFA(代理店)から送られてきた契約書の一部になります。

このように日本人スタッフのいる代理店へ依頼すれば、基本は英語であるものの日本語を交えた契約書を用意してくれることもあります。言語リスクがあったとしても、日本人スタッフに任せればスムーズにオフショア投資を行えます。

・トラブルが起こった場合に対応しやすい

他にも日本人のサポートが手厚いIFAであれば、万が一トラブルが起こった場合であったとしても対応しやすいです。例えば、「急にお金が必要になったので引き出したい」と考えたとき、申し込み先が日本人スタッフのいる代理店会社ならすぐに依頼できます。

お金のやり取りになるため、トラブルが起こった場合にすぐに対処できないと困ってしまいます。

頑張って積み立てたお金が戻ってこない場合、投資した意味がありません。急なトラブルなどが起こっても問題ないように、日本人のサポートが手厚いIFAを選ぶようにしましょう。

正規代理店と香港金融庁のライセンスの確認をするべき

また申し込みをするIFAが正規の代理店なのかを見極めましょう。IFAの中には、正規の代理店ではない会社もあります。これら正規ではない代理店から申し込みをするのは控えましょう。

オフショア投資は海外の金融機関とのやり取りになるため、正規代理店でない場合は詐欺の被害に遭われる方もいます。ファンドによっては、正式なIFAを公開しているところもあります。そういった情報をもとに、優良IFAなのかを確かめましょう。

・香港金融庁のライセンスがあるか

このとき、優れているIFAは香港金融庁のライセンスを持っています。そのため、「どのような基準で香港の金融商品を取り扱う正規代理店を選ぶか」というと、このライセンスを確認することで「優良IFAである」と判断できます。

例えば香港では、以下の種類のライセンスを持っていると優良IFAだといえます。

  • タイプ1 :有価証券取引
  • タイプ4 :オフショア投資アドバイザー
  • タイプ9 :資産管理

これらは香港金融庁が発行していますが、このライセンスがあるかどうかを参考にしてIFAを選びましょう。

香港のオフショア投資で詐欺の被害に遭わない方法

なお、正しく香港で投資をすればお金を何倍にも増やすことができるものの、中には香港のオフショア投資で詐欺の被害に遭われる方もいます。

そこで、オフショア投資で詐欺に合わないための方法を紹介します。少しでも怪しいと思ったのであれば、すぐには契約しないようにしましょう。

・ファンド以外の口座に送金しない

オフショア投資はIFAに依頼して、ファンド(金融機関)へ申し込むことになります。そのためIFAはあくまでも代理店であり、お金についてはあなたとファンドとのやり取りになります。送金するのはファンドである保険会社です。

このとき、悪徳なIFAだと「一度IFAでお金を預かります」という代理店がいます。ただ、これは詐欺なので注意しましょう。ファンド以外にお金を送金することはあり得ないので注意しなければいけません。

他にも、高額な香港視察セミナーを開催しているケースもあります。ただオフショア保険を除き、国内だけで完結する初心者向けのオフショア投資商品はいくつもあります。それにも関わらず、わざわざ無駄に高額なお金をセミナー代として支払わせるのは明らかにおかしい行為といえます。

・香港のIFAはSFC(香港の金融庁)を確認するべき

なお、金融商品の中には商品自体の内容が微妙なケースがあります。一見良さそうに見えても詐欺の恐れがあるのです。

ただ香港の場合、詐欺かどうかを見極める方法があります。SFC(香港の金融庁)でIFAの情報を確認するのです。 優良IFAは必ずSFCに登録されており、香港金融庁に登録されているIFAであれば詐欺商品を扱っていたり、騙したりする可能性はほぼありません。

香港でオフショア投資を行う際、良さそうな金融商品があったのであれば、まずはその金融商品を扱っているIFAがSFC(香港の金融庁)に登録されているかどうかを確かめましょう。 実際の調べ方としては、「SFC公式サイトの検索ページ」を訪れるといいです。

ここにIFAが登録されてあった場合、詐欺商品ではありません。もし変な商品を販売した場合、IFAは香港の金融庁から処分されるため、真っ当な金融商品しか販売できないようになっているからです。

自分でも詐欺の被害に遭わないように留意するのが海外投資で失敗しないコツです。香港には優れたオフショア保険や投資信託があるものの、正しく海外積立投資を実践するには自分の身を守る方法を理解することも重要なのです。

香港での海外投資は最も身近

香港は日本から最も近いオフショア地域になります。また、アジア最大のオフショア金融センターでもあります。そのため優れた金融商品が多く、海外投資を検討している人だと最も選択肢に入る投資地域となります。

そのためオフショア保険や投資信託を考えている場合、まずは香港での海外積立投資から始めてみるといいです。現地へ渡航せずに投資することも可能なので、香港は非常に手軽です。

もちろん、オフショア保険(生命保険)を活用してもいいです。また香港で銀行口座を開設し、米ドルで受け取れるようにする人もたくさんいます。

ただ海外へお金を流すことになるため、詐欺商品には注意しましょう。正規代理店かどうかを確認し、香港の金融庁に登録されているIFAかどうかを調べたうえで投資しましょう。ここまでのことを行えば、あとは実際に香港で投資してお金を何倍にも増やすだけです。

海外のオフショア投資で優良な日本人代理店を紹介

オフショア投資であれば、「20年で2倍以上の元本確保投資」や「年利10%以上の投資」、「30年で資産が18倍以上に増えるヘッジファンド投資」などが可能です。ただ、このときはIFA(代理店)を経由しなければオフショア金融機関と契約できません。

しかし、実際のところ紹介者・代理店によって投資成績が大きく異なります。さらにいうと、紹介者がダメな場合、詐欺まがいの投資方法を提示されたり、途中で連絡が取れなくなったりします。これでは資産運用どころではありません。

そこで、当サイトでは「オフショア投資の相談に乗り、最適な投資プラン」を提案します。年利10%以上での資産運用や元本確保での低リスク投資、オフショア生命保険を用いた確実な資産増、ヘッジファンド利用などさまざまな投資が可能です。

相談依頼は全国対応(全世界対応)にて24時間365日、受け付けています。海外積立投資で最重要なのが「どの紹介者から加入するのか」であり、これによって年利はまったく異なります。そこで、オフショア投資信託やオフショア保険(生命保険)、ヘッジファンド投資を含めて、ヒアリング後にあなたにとって最も優れる投資法を紹介します。

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