優れた資産運用の方法としてオルタナティブ投資があります。ただ一般的な投資方法ではないため、オルタナティブ投資のメリットやデメリットについて詳細を理解している個人投資家は少ないです。

ただ機関投資家やファミリーオフィスにとって、オルタナティブ投資はメインの投資手法になります。機関投資家では株や債券への投資よりも、オルタナティブ投資の割合のほうが大きいのは普通です。これは、オルタナティブ投資のメリットが大きいからです。

しかしお金の流動性が悪いなど、オルタナティブ投資にはデメリットもあります。これらのデメリットを事前に理解して投資しなければいけません。

それでは、何に注意してオルタナティブ投資をすればいいのでしょうか。ここではオルタナティブ投資について、概要やメリット・デメリット、リスクについて解説していきます。

オルタナティブ投資の概要:株や債券以外への投資

最も一般的な投資先は株や債券です。事実、多くの個人投資家が株や債券に投資しています。これら株と債券は伝統的な資産として知られています。

一方で伝統的な資産に投資しない方法も存在します。オルタナティブ投資とは、株や債券に投資しない手法と理解しましょう。

資産運用の方法はたくさんあります。伝統的な資産に投資しない方法は種類が多く、さまざまな投資法がオルタナティブ投資に含まれます。

オルタナティブ投資の種類は多い

それでは、オルタナティブ投資には具体的にどのような投資方法があるのでしょうか。オルタナティブ投資の中でも、有名な投資法としては以下が知られています。

  • 不動産
  • ヘッジファンド
  • プライベート・エクイティ
  • 天然資源・コモディティ

機関投資家やファミリーオフィスはオルタナティブ投資を積極的にポートフォリオに取り入れていることで知られています。例えば以下は、ハーバード大学基金が公式に発表している資料の一部です。

このように株や債券だけでなく、オルタナティブ投資をしていることが分かります。またポートフォリオを確認すると、ヘッジファンドへの投資割合が最も大きいです。この事実から、機関投資家やファミリーオフィスは株や債券よりも、オルタナティブ投資を重視していることが分かります。

最大のメリットは景気に左右されないこと

なぜ、多くの機関投資家がオルタナティブ投資をしているのでしょうか。それは、株や債券へ投資するよりもメリットが大きいからです。

最大のメリットは景気に左右されないことです。株式投資の場合、大不況のときに資産価値が半分以下に落ちます。ただ個人投資家だけでなく、機関投資家を含めて資産価値が暴落するのは嫌です。そこで、不景気であっても資産価値が増え続けるオルタナティブ投資が好まれるのです。

例えば不動産へ投資する場合、入居者がいれば景気に関係なく家賃収入を得ることができます。またヘッジファンドの場合、ロングポジション(買い)だけでなくショートポジション(売り)も取るため、不景気であっても資産を増やすことができます。

株に投資をすれば、大きく資産を増やせる可能性があります。ただ機関投資家やファミリーオフィスの場合、1年で資産を何倍にも増やすよりも、毎年6~10%ほどのリターンを確実に出すほうが重要です。そのため株式投資よりも、オルタナティブ投資のほうが好まれます。

低リスク投資であれば安定したリターンが可能

またオルタナティブ投資では、低リスクの投資法がいくつもあります。例えばヘッジファンドの場合、何倍ものレバレッジをかけて株に投資するハイリスク・ハイリターンのヘッジファンドはあるものの、低リスクのヘッジファンドもあります。

低リスクのヘッジファンドは株へ投資せず、不動産ローンやつなぎ融資、マイクロファイナンスなどによって資産運用します。例えば以下は、ヨーロッパでつなぎ融資を提供するヘッジファンドのファクトシートです。

年利8~10%でお金が増えるヘッジファンドであり、つなぎ融資というリスクの低い投資方法を採用しているため、過去にマイナスリターンはありません。

また2020年の2月と3月を確認すると、プラスリターンになっています。この時期はコロナウイルスによるパンデミックが起こり、株価が大暴落しました。それにも関わらず資産運用の結果はプラスです。株式に投資していないため、株価の影響を受けないのです。

株式投資のように、1年で資産が2倍以上に増えることはありません。一方、毎年安定的に資産を増やせるのがオルタナティブ投資のメリットです。

リスク分散によって資産を増やすことができる

またオルタナティブ投資は低リスク投資が可能なので、リスク分散をすることができます。

株式投資は最も一般的な投資法であるものの、非常にリスクが高いです。前述の通り、株価が半分以下に落ちることはよくあります。そこで低リスクのオルタナティブ投資を取り入れることによって、毎年確実に資産を増やすのです。

実際のところ、多くの個人投資家はリスクの高い投資法をしています。株や債券のみに投資をしているからです。

そこで機関投資家と同じように、個人投資家もオルタナティブ投資をポートフォリオに入れれば、優れたリスク分散になります。大不況のときであっても、オルタナティブ投資をしていれば資産価値が減らないからです。

お金の流動性が悪いデメリット

一方でオルタナティブ投資にはデメリットがあります。最も重要なデメリットとしては、お金の流動性が悪いことが挙げられます。

株や債券へ投資する場合、すぐに現金化することができます。大きなお金が必要な場合、株や債券は売ることができます。一方でオルタナティブ投資では、すぐにお金を引き出すことはできません。

例えば不動産に投資する場合、すぐに現金化できません。不動産を買う人を探し、契約書を作成し、税金支払いをする必要があります。そのため、不動産を現金化するために6ヵ月や1年などの時間が必要になります。

これはヘッジファンドへの投資も同様です。不動産やローンなどによって資産運用している低リスクヘッジファンドの場合、あなたが投資したお金は不動産やローンに変わっています。例えばローンとして会社に貸す場合、1~2年はお金が返ってきません。そのため、すぐにお金を引き出すことができません。

低リスクヘッジファンドの場合、「お金を引き出す6ヵ月以上前に通知しなければいけない」というルールを設定しているのは普通です。不動産やローンをすぐに現金化することはできないため、こうしたルールになっているのです。

投資商品によってはリスクが高い

他のデメリットとして、投資商品によってはリスクが高いことが挙げられます。個人投資家にとって優れているオルタナティブ投資は現物不動産またはヘッジファンドへの投資です。一方、オルタナティブ投資の中でもプライベート・エクイティやコモディティへの投資はおすすめできません。

未上場企業の株式へ投資するのがプライベート・エクイティです。ただ規模の小さい未上場企業は倒産確率が高いです。投資したお金を現金化するためには、投資先の会社がM&Aまたは上場する必要があります。そのためお金の流動性が低く、非常にリスクが高いです。

またコモディティ(商品先物)への投資もリスクが高いです。商品先物の価格を予測するのは非常に難しいからです。例えば以下は原油価格の推移です。

このように価格は下がり続けており、原油に投資する場合は損をする確率が高いです。株価とは異なる値動きをするものの、株式投資よりも大きな損失になりやすいのがコモディティへの投資です。

オルタナティブ投資をポートフォリオに取り入れることによって、低リスクで平均年利8~10%を達成するのは可能です。ただオルタナティブ投資の中でも、個人投資家はリスクの高いプライベート・エクイティやコモディティを避けるようにしましょう。

オルタナティブ投資は小口投資できない

高額なお金が必要になるのもオルタナティブ投資のデメリットです。株や債券に投資する場合、証券口座を利用することで1万円から投資できます。一方、オルタナティブ投資では高額なお金が必要になります。

例えば不動産投資をする場合、現物不動産を購入するためには高額なお金を用意しなければいけません。

またヘッジファンドへ投資する場合、オフショア投資口座を開設するための最低投資額は30,000米ドル(約300万円)です。そのため30,000米ドル以上の余裕資金がない個人投資家はヘッジファンへ投資できません。

誰でも気軽に投資できるのが株や債券です。一方でオルタナティブ投資は株式投資のように手続きが簡単ではなく、最低投資金額は高額になりやすいです。

詐欺に遭うリスクもオルタナティブ投資のデメリット

また株や債券への投資とは異なり、詐欺に遭う可能性があるのもオルタナティブ投資のデメリットです。伝統的な資産へ投資する場合、ネット証券などで口座開設した後、投資することになります。そのため株価の下落によって損をすることはあっても、詐欺に遭うことはありません。

一方で個人投資家がオルタナティブ投資として現物不動産の購入、またはヘッジファンドへ投資する場合、詐欺に遭う可能性があります。

不動産業界は悪徳業者が多いことで知られており、ダメな不動産を販売する会社はたくさんあります。優れた不動産は非常に少なく、不動産投資で成功するためにはやり方を学ばなければいけません。

ヘッジファンドへの投資も同じく、詐欺ヘッジファンドがたくさんあります。例えば、日本で活動しているヘッジファンドは100%の確率で詐欺です。

機関投資家やファミリーオフィスが利用するヘッジファンドはすべて、税金がほとんどかからないタックスヘイブン(オフショア地域)で登録されています。タックスヘイブンは金融規制がなく、無税の地域なのでヘッジファンドは優れた資産運用ができるからです。

そのため個人投資家がヘッジファンド投資をしたい場合、タックスヘイブンにてオフショア投資口座を開設する必要があります。こうした正しいヘッジファンドへの投資法を理解せず、日本にある私募のヘッジファンドを利用すると詐欺に遭います。

またプライベート・エクイティでも同様であり、未上場企業への株式へ投資する詐欺案件はたくさんあります。

正しい投資法を理解していない場合、詐欺に遭うのは必然です。株や債券への投資と異なり、「正しい投資法を知っていないと、オルタナティブ投資では高確率で詐欺に遭う」というデメリットを理解しましょう。

正しく投資すればオルタナティブ投資はメリットが大きい

多くの機関投資家やファミリーオフィスがオルタナティブ投資をしています。また株や債券へ投資するよりも、ポートフォリオに占めるオルタナティブ投資の割合が大きいのは普通です。この理由として、オルタナティブ投資は景気に左右されないというメリットがあるからです。

またオルタナティブ投資では、低リスクで資産運用できます。株式投資のように資産価値が1年で2倍以上になるケースはないものの、不況時に資産が半分以下に減ることもありません。

ただオルタナティブ投資をするとき、お金の流動性が悪いというデメリットがあります。また個人投資家はリスクの高いプライベート・エクイティやコモディティへの投資を避けましょう。同時に正しい投資法を理解し、詐欺に引っかからないようにしなければいけません。

オルタナティブ投資とは何かについて、概要やメリット・デメリット、投資リスクについて分かりやすく解説してきました。これらの注意点を理解して、オルタナティブ投資を行うようにしましょう。

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