オフショア投資に興味はあるものの、参考書籍としてどの本を読めばいいのか分からない人は多いです。投資をするとき、何も考えずに行うと失敗します。そのため、まずは海外積立投資について知識を得なければいけません。そうしたとき、本を読むことは知識を得るのに手っ取り早い方法となります。

ただオフショア投資について詳しい情報が非常に少ないです。そのため、どれが正しい情報なのか分からないという方は多いのではないでしょうか。

これについて、書籍についても同様です。海外積立投資の本は少ないのが実情です。

そこで、オフショア投資をこれから始める方のためにおすすめの本を紹介します。ここで紹介する書籍を参考にして、オフショア投資について勉強していきましょう。

オフショア投資でおすすめの本

知識を得るためには書籍を購入して読むのが最も手っ取り早いです。ただオフショア投資の書籍で注意しなければいけないのは、情報が古く偏っていることにあります。

例えば海外積立投資では、「昔は問題なく契約できていたものの、現在は契約できない金融商品」がいくつもあります。書籍は内容の変更が難しいため、古い本については「この商品がおすすめ!」と記しておきながら、いまでは契約できない金融商品が平気で掲載されています。

しかもオフショア投資だと、日本国内で盛んな株式投資(投資信託やデイトレードなど)とは異なり大きな需要があるわけではないため、新しい本はほとんど出ません。実際、Amazonなどで検索してみれば分かりますが、古い本ばかりであることに気が付きます。

ただ投資するべきファンドは変わったとしても、海外積立投資に関する基本的な概念は同じです。そのため、基礎知識を得るときに本は大きく役立ちます。そうしたとき、以下のような書籍がおすすめです。

ゼロ金利に慣れてしまった人のためのオフショア投資入門

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日本の低金利による積立ではなく、世界には税金のかからない地域があり、そこで複利10%で資産運用できることを教えてくれる本になります。

例えば毎月1万円を25歳から65歳までの40年間積み立てした場合、日本ではおよそ500万円弱貯まります。一方、オフショア地域で金利10%によって資産運用すると約6,380万円になります。もちろん常に年利10%というわけではないものの、いずれにしてもこのように大きな金額になります。

日本と海外では、同じ金額を貯めるにしても10倍以上の差があります。しかし、日本人はほとんど海外で資産運用しません。そこで、なぜ海外での投資が優れているのか本を読めば仕組みが分かるようになります。

またこの本では、「年齢が若いときから海外投資することのメリット」「40歳からオフショア投資するときの考え方」についても述べられています。

例えば書籍の中では、同じように年利10%の金融商品に投資をしたとき、「22歳から30歳の9年間で総額21,600ドル(約216万円)を投資し、お金の積み立てはストップしたがその後も年利10%で運用したケース」と「31歳から65歳の44年間、ずっと年利10%で積立投資したケース」でシミュレーションしています。

これについて、前者では65歳のときに受け取れるお金の総額は100万7,467ドル(約1億74万6,700円)になります。ただ後者だと、31万9,704ドル(約3197万400円)です。

「若いときから積立投資をしておけば、非常に大きな効果を生み出すことができる」と、ここから分かります。こうした事例やシミュレーションを活用し、お金や時間の重要性について分かりやすく解説しているオフショア投資の本になります。

はじめての海外ファンド投資マニュアル

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オフショア投資の具体的な方法について、日本に一番近いオフショア地域である香港をメインに、どのように資産運用すればいいのかについて解説してあります。

オフショア投資といわれても、どこの地域で行えばいいのか分かりにくいです。ただ実際のところ、日本から最も近い香港で海外積立投資を行う人が多いです。そこで、香港を用いた資産運用方法を知りたい人におすすめです。

またこの書籍では、香港で銀行口座を開設するメリットや方法についても記されています。オフショア投資を実践するとき、米ドルで資産を増やすことになります。このとき日本円に戻してもいいですが、香港に銀行口座を開設していれば米ドルにて預けることができ、これであれば為替リスクは発生しません。

香港の銀行口座であれば「米ドルで預けているものの、キャッシュカードを使うことで日本円にて引き出しできる」「海外旅行のとき、現地通貨で引き出せる」ことなども記載されており、こうした香港での銀行活用法を学ぶことができます。

このような具体的な実践方法を学べる本になっています。

ただ、この本ではオフショアファンドであるスタンダード・ライフ社について紹介してあるものの、日本居住者について現在はスタンダード・ライフ社と契約することができなくなっています。

そのためおすすめ書籍内では金融機関について記されているものの、いまは契約できなくなっているため、オフショア投資をする先の手続きについては、この書籍では参考になりません。あくまでも、香港投資での概要について理解するための本だと考えるようにしましょう。

古い情報を精査して情報を取得するべき

なお、これら書籍の情報はかなり古く10年以上前に書かれた内容になります。そのため、現在とは状況が当てはまらない場面も多々見られます。

例えば、上記の本を含め海外積立投資の書籍を見ると「香港など現地に渡航し、代理店(IFA)と契約する」と記されていることがほとんどです。しかし、いまは香港などに渡航しなくても問題なくオフショア投資を実施できます。

実際、私はインベスターズトラストという会社で海外積立投資を実施していますが、香港などのオフショア地域へ渡航することなく、日本国内で契約しました。クレジットカード払いにより、以下のように積立投資をしています。

税金がほとんどないタックスヘイブンの地域へ渡航する必要はありません。むしろ、渡航費用や現地でのホテル代などを考えると、日本に居ながら契約したほうが大幅にお金を節約できます。香港へ出向くのは無駄だといえます。

そのため、書籍から情報を仕入れるにしても「現在では、本に書かれている内容とは大きく状況が変わっている」ことを念頭に置きましょう。

加入するファンドや金融商品は選ばないといけない

また、実際に海外積立投資を開始するには紹介者を見つけ、投資先の金融機関を選定しなければいけません。さらに、同時に「投資商品として何を選択するのか」についても理解する必要があります。

このとき紹介者については非常に重要であり、ダメな金融商品を勧めてきたり、無理な契約内容を提案してきたりする人もいます。そのため、必ず信頼できる人から加入するようにしましょう。

参考までに、オフショア投資は大きく以下の2つに分かれます。

  • 元本確保型のリスクが少ない金融商品
  • 年利10%以上を目指す金融商品

元本確保型の金融商品では、リスクが少なく堅実な投資をしていきます。このときの年利は4%ほどであり、「15年で140%」「20年で160%」に増えることが約束されている金融商品になります。

一方で攻める投資を考えている場合、年利10%以上を目指す海外積立投資を活用するといいです。リスクはあるものの、日本での投資では考えられないほどの利回りを実現することができます。

注意事項は書籍に記されていない

ちなみに、オフショア投資をするときのメリットや具体的な方法については本に記されているものの、書籍であっても「オフショア投資の注意点」については記載されていません。

どの海外積立投資でも共通していますが、一番考えるべき注意点として「最初に決めた金額を満期まで必ず払い続けること」があげられます。つまり、途中の減額や停止、引き出し(一部解約)をしてはいけません。これをすると、元本確保ではなくなりますし、さらにはロイヤリティボーナスが払われなくなるからです。

以下はオフショアファンドの公式サイトに記載されている文言ですが、このように注意書きがあります。

元本確保やロイヤリティボーナスがない場合、オフショア投資を活用したとしても元本割れの確率が非常に高まります。海外積立投資というのは、保証やボーナスがあるからこそ高利回りが可能な側面が強いのです。

オフショア投資では、書籍に書かれていないリスクも存在します。そのため、これらのリスクや注意点まで含めて丁寧に説明してくれる代理店を見つけ、最適な金融商品に投資しなければいけません。本だけの情報では不十分であり、さらに情報を仕入れる必要があることは理解しましょう。

書籍と生の情報を仕入れるのが真の勉強法

オフショア投資を行う上で事前勉強は必要です。初心者であっても代理店(IFA)を通せば手軽にオフショア投資を行えますが、ある程度の知識がなければ悪徳業者に引っかかり、騙されてしまいます。

海外積立投資は非常に優れており、日本国内で投資するよりも圧倒的にお金が増えるのは事実です。ただ、無理な契約内容を組み立てることで詐欺まがいのことをする紹介者もいます。ただ知識があれば、それらを防げるようになります。

また、香港などのオフショア地域に投資するにしても、どのような金融商品と契約すればいいのか書籍では情報が古すぎて参考になりません。そこで、信頼できる代理店を探して生の情報を仕入れる必要があります。

お金のことは非常に重要ですが、知識なしに行うと騙されるリスクがあります。そこで書籍から知識を入れつつ、本当の意味で信頼できる紹介者・代理店から生の情報を仕入れるという勉強法により、資産運用の方法を学んでいくようにしましょう。

海外のオフショア投資で優良な日本人代理店を紹介