日本では考えられないほどの高利回りで資産運用できる優れた商品がオフショア投資です。税金がほぼかからない地域で資産運用できるため、優れたスピードでお金が増えていくようになります。
ただ、同時に悪徳業者が多いのも事実です。海外の金融機関と契約することになるため、ダメな代理店が存在するのです。
また悪徳業者だと積極的にセミナーを開催したり、高額な香港視察ツアーを組んだりします。ただ、これに参加するほど詐欺に引っかかりやすくなります。特に、メリットのみ説明する海外積立投資のセミナーは微妙です。
ダメな業者から加入しても、「その後に連絡が取れなくなる」「高額な積立額で契約してしまった」などトラブルが発生するようになります。これを避けるため、「どのようにセミナーやツアーを考えて、オフショア投資を行うべきか」について解説していきます。
もくじ
インベスターズトラスト、ロイヤルロンドン(RL360°)は詐欺ではない
オフショア投資で投資信託をするには、日本国外の保険会社など海外の金融機関に加入しなければいけません。これらの保険会社の中でも、日本人にとって有名な金融機関としてインベスターズトラスト(Investors Trust)やロイヤルロンドン(RL360°)などがあります。
日本人が契約できる保険会社はいくつか存在し、以下のような金融機関が知られています。
- インベスターズトラスト
- ロイヤルロンドン(RL360°)
- ドミニオン・キャピタル・ストラテジー
- プレミアムトラスト
- メティス
こうしたインベスターズトラストやロイヤルロンドン(RL360°)などの保険会社自体はスタンダード&ペアーズ(S&P)やムーディーズ(Moody’s)などによる格付けも高く、世界的に評価されている会社になります。
当然、そうした金融機関が詐欺商品を販売することはありません。もちろん会社ごとに手数料が異なるため、「微妙な金融商品」となっているケースは稀に見受けられます。ただ、商品そのものが詐欺というわけではないのです。
「海外での積立投資を検討するべきではない」という人もいますが、それは単に「商品内容を理解しておらずに契約したから」という理由になります。実際には圧倒的な利回りを実現できるため、日本で資産運用するよりも確実に得になります。
オフショア投資の紹介者がダメなケースが多い
保険会社自体は特に詐欺商品を販売しておらず、むしろ日本の金融機関よりも高い格付けをもらっており、安全性が高く世界的に評価されている状態です。それにも関わらず、なぜ海外積立投資での被害者が出てしまうのでしょうか。
これについては、オフショア投資の紹介者がダメなケースがほとんどです。
海外の金融機関が販売している商品に加入するには、必ずIFA(代理店)を通さなければいけません。金融機関は顧客に直接販売しておらず、IFA経由でないと加入できないのです。
そうしたとき、オフショア投資の紹介者がリスクや手数料の説明をせずに無理な契約内容にすることで、後になって後悔するようになるのです。
内容がメリットばかりのセミナーは危険
このとき、セミナーを開催している勧誘業者には特に注意しなければいけません。特にセミナー内容がメリットばかりの場合、加入しないほうがいいです。
オフショア投資は資産運用に非常に有利というのは事実であるものの、リスクもあるからです。これを説明せずに加入させる場合、単に紹介手数料目当てでセミナーを開催している悪徳業者だといえます。特に以下の点には注意が必要です。
- 手数料はどうか
- リスクはどうか
- 税金の支払いはどうか
それぞれについて確認していきます。
手数料の説明は当然必要
オフショア投資では10%以上の利回りを狙っていきます。また、高めのリスクを狙わず堅実な投資によって資産を増やすタイプの金融商品もあり、この場合は年利4%ほどになります。ただ、年利4%であっても日本国内の金融商品よりも圧倒的に優れているといえます。
ただ保険会社によっては、手数料が非常に高額なケースがあります。具体的には、手数料率が5~6%と異常なほど高くなることがあります。
そうした保険会社でオフショア投資をすると、無駄に手数料が高くなってしまい、思ったほどお金が増えないケースがよくあります。
セミナーで優れた利回りにだけ説明している場合、明らかにおかしいといえます。本来、手数料を利回りから差し引かなければいけません。資産が増えたとしても、手数料が高ければ意味がないため、手数料の説明は必須です。
リスクとして、積立投資の条件が存在する
他には、リスクの説明があるのは当然だといえます。オフショア投資ではロイヤリティボーナスや元本確保など、日本ではあり得ない制度が存在するものの、それらの達成条件の説明があって当然だといえます。
例えばあるオフショア保険会社では、「20年の海外積立投資をすることで必ず160%になって返ってくる」という投資信託商品があります。以下は公式サイトの一部から抜粋したものになります。
この投資商品では、160%以上の元本確保が確約されているとセミナーで説明を受けるケースが多いです。しかし、これには条件があり、「途中で減額せずに最初に決めた金額をずっと積み立てた場合」に限られます。つまり、途中での減額はあり得ない金融商品です。
こうしたリスクを知らせずに「最初は多めに積立をしておき、無理そうだったら後で減額すればいい」「途中での引き出しも可能」とセミナーで勧誘する悪徳業者が非常に多いです。途中で減額すれば無意味になることを知っておいて、紹介手数料目当てで最初に高額な契約をさせるのです。
そのため、「途中での減額や引き出しをすればいい」という言葉を出す業者は100%の確率であなたを騙そうとしているため、必ず加入をやめるようにしましょう。そうではなく、減額なしに毎月積立が可能な額で設定しなければいけません。
オフショア投資で高額なロイヤリティボーナスや元本保証が存在するのは事実であるものの、リスク(達成条件)を説明してくれるかどうかは非常に重要だといえます。
・急に新規契約できなくなるのは本当
ちなみに、オフショア保険や投資信託を検討するとき「いまは問題なく日本人が契約できるものの、後回しにしていると急に契約できなくなる。そのため、契約できる今のうちに優れた金融商品に加入しておいたほうがいい」と契約を迫ることがあります。
ただ、これについては本当です。過去、日本人が契約できていた保険会社(スタンダード・ライフなど)であっても、現在は日本居住者だと契約できなくなっています。中には、突然に新規契約できなくなったケースもあります。
それまでに契約できていれば、問題なく優れた資産運用が可能であったものの、新規契約がストップしたために優れた条件での資産運用ができなくなることはよく起こります。
税金の支払いは必要
またオフショア投資の場合、「無税」という言葉が独り歩きしているように思います。ただ、無税なのはあくまでもタックスヘイブンにある保険会社であり、あなたではありません。
香港やシンガポールなどタックスヘイブン(税金がほとんどかからない地域)にある金融機関に投資するため、税金がほぼなく投資家(あなた)にお金が還元されるようになります。これらタックスヘイブン(オフショア地域)だと、特にキャピタルゲイン税(株の売買益などへの税金)は無税であり、資産は加速度的に膨れ上がるのです。
ただ無税による恩恵があるのは金融機関であり、あなたではありません。実際、資産運用で儲けたお金を日本に持ち帰って利益が確定したら、あなたは日本で納税義務を生じるようになります。
もちろん納税義務があったとしても、オフショア投資は積極的に行うべきです。例えば毎月1万円を25歳から65歳まで貯めても、日本では金利ゼロなので利子がほぼなく約480万円にしかなりません。
一方で年利10%だと、まったく同じ条件であれば約6,380万円に膨れ上がります。当然、日本に税金を支払ったとしても非常に多くのお金が手元に残るようになります。
要は、あなたが無税というわけではないことに注意しましょう。セミナーで「税金なしに資産運用できる」という部分だけ強調されており、キャピタルゲイン税や所得税、相続税の支払いが発生しないように勘違いさせるセミナーだと悪徳業者の可能性が高いです。
10万円以上の高額な香港視察ツアーは詐欺
また、こうしたセミナーに限らず海外積立投資では高額な海外視察を開催していることがあります。主に香港視察ツアーになりますが、日本から最も近いタックスヘイブンが香港だからです。
アジアの金融センターとしては香港とシンガポールの2つがメインですが、こうした海外視察を実施するときに高額な参加費用を徴収する悪徳業者が多いです。例えば、航空券とは別に10万円などの金額を請求する悪徳業者はたくさんいます。
また、仮に航空券を含めたとしても10万円は高額です。以下の通り、「東京-香港(往復)」で4万円以下の飛行機代になるからです。
2泊3日ならこれにホテル代を加えても、かなりのおつりが10万円から出ます。当然、この差額はすべて香港視察セミナーを開催している業者の利益になります。本来であれば、ホテル代を含めて5万円ちょっとのお金で香港へ渡航できるにも関わらず、香港視察ツアーという名目で多くのお金を取られることになるのです。
ただ、考えなければいけないのは「本当に香港視察セミナーへ参加するのが必要か?」ということです。
確かに、実際の香港の実情を確認できるのは優れています。ただ、視察セミナーとはいっても訪れるのは香港のセミナールームの一室であり、そこでセミナーを受けるだけです。それなら、別に高いお金を支払って香港へ行く意味はないのではと思います。
またオフショア投資は日本に住みながら、渡航なしで契約することができます。クレジットカード払いによって、保険会社へ直接送金できるのです。つまり、香港へわざわざ出向く意味はありません。
海外銀行口座の開設は意味がない
なお、香港視察セミナーへ参加する一つの目的として「現地で銀行口座を開設する」こともあげられます。米ドルで資産運用するため、満期時に海外口座に米ドルで預けることができ、日本円に変えないので為替リスクは生じません。
ただ、オフショア投資は20年など長期に渡って投資を継続するのが基本です。そうしたとき、満期を迎えるタイミングで海外口座を作ればいいのではと思います。
海外口座を作るには「口座に預けなければいけない最低額」などの規制があるのは普通であり、いまから作る意味がありません。満期時に海外口座を作るのなら問題ないですが、契約前に香港視察セミナーに参加して海外口座を開設するのは意味がないといえます。
むしろ銀行口座を何年も動かしていない場合、口座の凍結リスクを抱えることになります。
さらにいうと、オフショア投資で満期を迎えてお金が戻ってくるとき、世界中どの銀行であっても振込先を指定できます。また、どの通貨であっても振込可能です。そういう意味でも、「口座開設のためだけに香港視察ツアーに参加する」ことはやめましょう。
セミナーや視察ツアーの勧誘は注意するべき
資産運用によってお金を増やそうと考えることは素晴らしいです。また日本国内だとまったくダメな金融商品しか存在しないため、「海外での資産運用に着目している」ついては非常に勘が鋭いといえます。
ただ、どの代理店・紹介者から加入するべきかは非常に重要です。業者によっては手数料やリスクをまったく説明しません。より最悪な悪徳業者だと「途中で減額や引き出しをすればいい」と確実に損をさせる勧誘方法で加入させようとします。
特にセミナーや海外視察ツアーを開催している業者であるほど、メリットばかり解説して重要なリスクの説明が抜け落ちる傾向が強いです。ただ、そうした人から加入すると確実に損をする契約内容になってしまい、資産運用どころではなくなります。
海外の保険会社は世界的にも優れており詐欺商品はないものの、紹介者がダメなために騙されてしまう人が多いです。そうしたことがないように、自分がこれから加入する商品プランのメリット・デメリットがどうなっているのか慎重に確認するようにしましょう。
オフショア投資であれば、「20年で2倍以上の元本確保投資」や「年利10%以上の投資」、「30年で資産が18倍以上に増えるヘッジファンド投資」などが可能です。ただ、このときはIFA(代理店)を経由しなければオフショア金融機関と契約できません。
しかし、実際のところ紹介者・代理店によって投資成績が大きく異なります。さらにいうと、紹介者がダメな場合、詐欺まがいの投資方法を提示されたり、途中で連絡が取れなくなったりします。これでは資産運用どころではありません。
そこで、当サイトでは「オフショア投資の相談に乗り、最適な投資プラン」を提案します。年利10%以上での資産運用や元本確保での低リスク投資、オフショア生命保険を用いた確実な資産増、ヘッジファンド利用などさまざまな投資が可能です。
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